更新日:2021年09月09日
当科について
外来診療
小児科は発熱を伴う急性疾患が多い診療科です。新型コロナウイルス感染症の流行に伴い別棟に発熱・感染症外来を設けており、発熱や風邪症状のある方がスムーズに診療できるよう調整しています。まずはお電話でご相談ください。
感染症のほか、気管支喘息・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、成長・発育・栄養などの一般診療に加え、専門外来として小児腎臓外来、小児発達外来「子育て・発達相談外来」、小児内分泌外来、予防接種外来を行っています。
小児腎臓外来では学校検尿の精査、腎疾患の診療、夜尿症の診療などを行います。
小児発達外来「子育て・発達相談外来」では、神経発達症(自閉スペクトラム症・注意欠如/多動症など)、心身症、睡眠障害などを中心に診療しています。また、乳児期からの発達の心配事、幼児期から学童期にかけての集団生活内での困り事についての相談もお受けし、地域機関と連携して医療的サポートを行っています。お子様の心身の健康と成長を目指すとともに、子育て生活を送っておられる保護者の方々の心の支えにもなれたらと考えています。
小児内分泌外来では成長・発育に深く関わる疾患が多く、子どもの甲状腺疾患、低身長症、思春期早発症、糖尿病などを中心に診療しています。成長・発育で気になることがあれば、初診の方は、まずは一般外来に母子手帳や学校での身体測定の結果を持参してください。状態に応じて成長のアドバイスや検査等を行います。
予防接種外来、予約外来を受診ご希望の場合、電話で相談または予約を直接お取りいただけます。
東近江市保健センター、発達支援センター、地域の医院・病院、学校と連携をとって地域に根ざした医療を志しています。
入院診療
肺炎、気管支炎、胃腸炎、髄膜炎などの感染症、脱水症、熱性けいれん、気管支喘息など小児科の一般的な疾患について入院治療を行っています。
食物アレルギー負荷試験、成長ホルモンをはじめとする分泌負荷試験などの入院検査を行っています。
病児保育事業
病児保育事業は、子育てと就労の両立支援の一つとして、1994年に国が制度化したのが始まりです。能登川病院の病児保育室は、東近江市の委託を受け2018年5月開室し、医師、看護師、保育士等が協力し、お子さんが病気の時に保護者の方に代わって、お子さんの世話をするだけではなく、病気のお子さんと保護者の方を身体的・精神的に支えるお手伝いをしています。近年は核家族化が進んでいて、近くに頼れる方がおられない保護者の方の助けになればと、開室しています。
詳細は予約センター(0748-42-0735)でお尋ねください。