地域に愛される病院を目指して
当院は1947年に能登川町国民健康保険能登川病院として開設、1995年120床の一般急性期病院として現在の地に移転新築、2006年市町村合併により東近江市立能登川病院となりました。様々な医療制度改革の中、病院としての存続困難な時期を経て、2015年からは医療法人社団昴会の指定管理のもと一般急性期の病院として生活圏域の医療の中軸を担い、東近江地域の医療を提供させていただいております。立地は東近江市のJR能登川駅(京都駅より新快速で約40分)より徒歩10分に位置し、京都、大阪の通勤圏でもあり、人口減少の比較的少ない地域にあります。地域医療構想の進む中、102床の一般急性期病院として、特徴ある病院を目指しています。
従来からの消化器内科、肝臓クリニック、総合内科、消化器外科診療を中心とし、高齢者や子どもたちに優しい医療を最新の技術で提供し、在宅医療や介護福祉施設への支援・連携、子育て相談などにも対応しています。2019年度より滋賀の眼科診療の中核となる“昴会アイセンター”を設立、2021年4月から整形外科分野でも、“滋賀人工関節センター”を開設し、最先端の設備を充実させ、主に人工股関節置換術、人工膝関節置換術を行い、骨折等の外傷にも対応し、さらに2023年4月より脊椎センターを立ち上げ、内視鏡による低侵襲手術を特徴として行っていく方針です。限られた医療スタッフ体制ではありますが、地域に貢献できるようスタッフ一同努力を続けてまいります。
昴会グループとして日野記念病院、湖東記念病院、蒲生医療センター(2021年6月にオープンしたPET診断センターと癌治療センター)と連携し、2022年度には東近江市、東近江医師会と協力して東近江地域医療連携推進法人を立ち上げ、診療所や近隣の各病院ともより積極的に協力し、安心安全な医療が提供できるよう努めてまいります。
私たちは地域に愛される、そして信頼のおける病院を目指して、一人一人の患者様の立場で、健康、幸福のために、最良の医療を実践していく所存でおります。