Treatment診療案内

白内障

白内障とは

白内障とは水晶体(カメラでいうレンズ)が混濁した状態です。原因の90%が加齢によるものですが、アトピーや糖尿病といった病気やケガによって起こることもあります。治療法は、進行を抑える点眼薬はありますが、それでも進行して見えにくくなった場合には手術が必要となります。白内障手術では混濁した水晶体を取り除き、 摘出した水晶体の代わりに眼内レンズを挿入します。

 

白内障手術について

手術内容

白内障の手術は、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズに置き換える手術ですが、手術には「超音波乳化吸引術」と「水晶体嚢外摘出術」の2種類があり、現在は超音波によって水晶体を細かく破砕(乳化)して吸引する超音波乳化吸引術が主流になっています。この際、当院ではわずか2.4~2.8mmの極小切開創で手術を行います。創口が小さいので、縫合する必要は全くなく、術後の乱視へのリスクや感染症へのリスクを軽減いたします。また、目の状態などで多少の個人差はありますが、最近の手術時間はおおよそ10〜15分と短く、麻酔方法も点眼麻酔などの局所麻酔によって痛みがほとんどありませんので、患者様の不安・負担が大幅に軽減されてきました。

白内障手術は安全で非常に成功率の高いものですが、それでも合併症が皆無というわけではありません。万一、合併症が起きた場合にはそれに対する最善の治療をおこないます。緊急の処置や再手術が必要になることがありますが、当院では手術設備が整っており、他院へ搬送することなく当院で対応可能となっています。

眼内レンズについて

いったん眼の中に入れたレンズはメンテナンスをする必要がなく、長期間透明な状態を維持し、不具合がなければ一生涯使用することが可能です。 眼内レンズは水晶体のように厚みを変化させてピントを合わせることができないため、一般的には見たいものの距離によってはピントがボヤけた見え方になり、メガネでピントを合わせる必要があります。そのため、手術後のライフスタイルを考えて、適したレンズを選ぶことが大切になってきます。

単焦点眼内レンズ

遠く、または近くのどこか1箇所にピントを合わせます。 スポーツや車の運転など遠くを見ることが多い方は、遠くに焦点を合わせる眼内レンズを挿入し、手元をみるときには眼鏡(老眼鏡)が必要となります。

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